◆トール火山3F 狩場の概要

Atk10000を超えるモンスター、サラマンダーがメインの上級狩場。
生息モンスターは全て火属性&Boss属性なので、ストームガストだけで処理が出来るものの、その攻略何度はらぐな屈指です。
『名も無き島』以降は、精錬値依存で敵Mdefを数%無視する『スタッフオブピアーシング(SoP)』や、優秀なMatk装備の実装で、
サラマンダーのAMPSG1確が狙えるようになり、敷居が低くなったと言われているけれど……暴力的な敵火力は未だ健在。

強敵揃いの『トール火山』で特に怖れられているのが、ソードガーディアン。
真っ向から立ち向かう場合、かならず2HQを発動させて秒間5発とも言われる超高速攻撃を仕掛けてきます。
……ただし、このソードガーディアンの要求Fleeは286。 QM5を併用すれば、充分にAgi支援にも回避が可能な相手なんです。

Agi支援では到底たちうちできない高Hitのサラマンダーに、Agi支援でも95%回避の狙えるソードガーディアン。
相反するふたつの要素が混じるこの狩場で、Agi支援はどのように狩りをしていけばいいのか……この稿は、その模索の記録です。


◆第一部:サラマンダーの対処。

この『トール火山3F』の主食モンスターであり、Atk7590-10680/Aspd180の強敵です。
95%回避に必要なFleeは346と『Dex型Agi支援』にはQM付きでも絶望的な数値なので、絶対にSW防御を徹底しましょう。

HiWizさん側に高精錬のSoP+Int料理による火力強化があれば、LAと合わせて極めて高い撃破率を実現できるので、
今回はサラマンダーSG1確の火力を基準にしてお話したいと思います。 この水準の火力を用意することが、第一段階かもしれません。
(※高火力でなくては狩れない、とは言っている訳ではないけれど……Agi支援にとっては、特にこの火力の恩恵は非常に大きいので。)

基本の狩り方は、まずサラマンダーを釣るところから。 特に複数のサラマンダーが潜んでいそうな場所では、
奥からの追加を受けないように安全を確保してある後方へ多少釣ってから、SWで抱えると良い感じ。
大きく下がりたい場合にはあらかじめHiWizさんと打ち合わせたり、「ここに戻ってくる」との意味を込めてSWを先置きしたり、
HiWizさんに伝わる何らかの方法で、支援の行動を予測してもらえるようにするのがベストでしょうか。

引き込む際は、ファイアボールの被弾で位置ずれを起こさないように注意が必要。
もしくは、直線的な動きでSWに引き込む(まっすぐ移動していれば、たとえ位置ずれしていても位置を割り出しやすい)ことっ。

SWに入れたら共闘を入れて少しだけ待機、稀に手負いのサラマンダーが紛れていることがあるので、それなりの警戒をしておきます。
SG展開まで僅かになったらLAをいれて……大体だけれど、SG経過半分か少し前くらいで、一気に後ろへ下がりますっ!
これにはふたつの理由があり、ひとつ目の理由は単純にSWが持たなくなってしまうため、ふたつ目の理由は出血を避けるためです。

理想は、2HQ直前(サラ残HP40%)の離脱っ。 警戒する広範囲出血攻撃は、残HP20%で100%発動に設定されているので、
それまでには絶対にサラマンダーの傍から離れたいものです。 広範囲出血攻撃は範囲が狭いので、意外と避けやすいんです(笑)。

離脱する方向は、これもまた安全な退路へ。 HiWizさんとは打ち合わせをして、SG発動中にあらかじめ下がっておいて貰いましょう。
処理の直後は即沸きの可能性があるので、SWの意識。 横沸きがなければ、これで1セットのおしまいです。

複数のサラマンダーにターゲットを貰ってしまった場合は、SWを並べて渡っていきます。 焦らずに落ち着いて、余裕をもってっ。
複数のサラマンダー全員にLAを落とすのは無理なので、支援は防御に専念。 処理しそこなった場合のことも、考えておきます。

処理しそこなった場合は、SWとしろぽを両方叩けるように準備をして、SW。
始めのSWが通ったら、無闇にSWを連打するのではなくて、攻撃回数をしっかり意識して途切れ目を狙うようにSWを。
SW10の場合、2秒と少しで1枚のSWが破られることを参考に……ヒールは決して挟まず、ダメージを受けたらしろぽで回復っ。
クリティカルスラッシュを持ち、超高Hitを備えたサラマンダーはAgi支援にとってソードガーディアン以上の脅威ですっ。
……はっきりいって、2HQのサラマンダーと戦うのはかなり分が悪いのだけど……とにかく、頑張って耐えてください。

足元沸きについては(ソニックブロウの射程でない限り)SW防御か、しろぽ連打で立て直すことが出来るけれど……それでも、
Vit型よりはあきらかに許容量が小さいので、これもデスペナに繋がる要因です。 これもまた、反射神経と慣れ次第ですね。


◆第一部:カーサの対処。

サラマンダーに次ぐ生息数のモンスター。 カーサのAtk/Aspdはサラマンダーやソードガーディアンに比べれば大分おとなしい部類。
代わりに広範囲ノックバックのサイトラッシャーや、抱える位置取りの難しいファイアブレスを使うので、対処には慣れが必要です。

ファイアブレスの範囲は極端に広いので、なるべくならカーサの向きをHiWizさんの居る方向の反対に向かせてしまうのが好ましいです。
とはいえ、カーサのターゲットを持った状態で未策敵地帯に踏み込むのは自殺行為。 カーサの向きを変える場合には、
少し下がりつつHLでこちらへ引き寄せたあと、あらためて踏み込んでカーサの反対側へ踏み込むのが良いでしょう。

こうしてカーサを反対向きにしない&HiWizさんにニューマを置かない場合、HiWizさんはファイアブレスを避けるために、
壁から大体4〜5セル離れた位置に移動しなくてはなりません。 細い通路での戦闘や策敵済みエリアならこれでも良いのですが、
広間に入ったばかりでカーサに出会い、このような位置の取り方をすると、かなりの確率でHiWizさんが別のモンスターに狙われます。
広間は特に追加の危険性の多い場所なので、そういった状況になった場合は……面倒でも大きく引き返して安全な壁をとったり、
HiWizさんにニューマを被せて、ファイアブレス防いだうえでカーサを誘導したいものです。
(※ファイアブレスを被弾した支援プリから数えて4セル以上はなれていないと、ニューマは無効なので注意してください。)

カーサが持つ一番の強打スキル・スパイラルピアース(SpP)は、アリス盾+イミュン肩で約4000のダメージ。
ニューマで防げるのでしっかり防御したいところ。 ガンバンテインが発動すると、ニューマはエフェクトだけが残るので注意です。
また、SG発動中にLAを2回挟むことが出来ると、結構な確率で撃破可能だけれど……。
無理にLA通そうとして転んだことのある、どじなわたしの二の舞だけはしないように気をつけてくださいね(笑)。

どうしても追加の危険がある場面で抱えてしまったときは、となりにサラマンダー対策のSWを張っておくのが良さそう。
……とはいえ、サラマンダーとカーサの同時抱えは「SG展開途中でガンバンテイン→サラ2HQ発動」の嫌な展開もあるので、
極力避けたいのが本当のところ。 IWで飛ばしてしまうか、無理にでも押し切るかは難しい問題です。


◆第一部:ボウガーディアンの対処。

抱えるのはニューマだけで済むので簡単ですが、大切なのは出血攻撃範囲から逃れること。
出血攻撃範囲は、ボウガーディアンから11セル離れていれば(=ボウガーディアンの最大射程に居れば)避けることが出来ます。
ただ、支援とボウガーディアンが対角線上にいてしまうとHiWizさんのSGが届かなくなってしまうので、位置調整が必要っ。

ニューマを並べつつ1歩ずつ下がれば、ボウガーディアンは段々に支援と同じ一直線上に近寄ってくるので、
こうしてある程度ボウガーディアンを引っ張ってこれたなら、自然とSG射程に収めることが出来るでしょう。

地形上の問題でどうしても引っ張ってこれない場合は、前にもうひとつニューマを出して、踏み込みつつSGしてもらう事も。
この場合はHiWizさんに出血の可能性が出てしまうのだけど……とにかく支援は如何なる状況でも範囲の外にいることができるので、
ボウガーディアンからは出血をもらわないよう気をつけて戦いましょう。 この出血は、気をつけて防げる出血です。

追加……特にサラマンダーの危険がある場合は、素直に下がって仕切りなおしか、ニューマの代わりにサンクを敷いて、
サラマンダーの乱入にもSWで対処できるようにしておくことが大切です。
画面外から当たるSGでサラマンダーを飛ばせる事も多いけれど、最悪の事態に備えておいたほうが安定しますしね。


◆第一部:ソードガーディアンの対処。

『トール火山』で狩りをするAgi支援にとって、このソードガーディアン戦は唯一の大きな見せ場です。
QM5を前提としたソードガーディアンの要求Fleeは236。 このFleeにどこまで近づけるかが重要なポイントでしょう。
回避率50%程度であっても、被ダメージの軽減という面では充分な効果なのですが……Agi支援の有利をより活かしたいなら、
やはり95%回避を満たして、有事の際にはSWを用いずとも2HQを凌げるようにしておく方がより良いでしょう。

ソードガーディアンの可視範囲は一般的なMobよりも広いとされ、曲がり角での発見でも出来ない限り、大抵は先制攻撃を受けます。
剣ガーディアンの先制攻撃、スピアブーメランのダメージは一度耐えるくらいなら特に敷居の高いものではありません。
一度スピアブーメランを使われたら、次のスピアブーメランは5秒後。 まずは下がって壁を探しつつ、Flee装備に着替えます。
(※わたしの支援プリーストがFlee236を満たすために持ち替えているものは、Qオットー杖、青とんがり、モッキングの3種。)

下がって壁を探しているうちには、HiWizさんが剣ガディにQMを踏ませてくれているはず。
また、近距離(3セル以内)であればSWでもスピアブーメランを防げるので、大抵は2発目の槍投げをみることなく抱えられます。

95%回避でない場合は、即2HQに備えて少しだけ待機。 槍投げのダメージが残っているなら、しろぽを叩いておきます。
一呼吸待って2HQにならないようなら、バックサンクを展開します。 一度目のSGが終わり、2HQにならないのを確認したら、
SWの更新をしてグロリアを使用しておきます。 これはソードガーディアンのスタン攻撃に対する保険です。
ソードガーディアンが2HQ状態になったあとは、SWをタイミングよく詠唱して隙間の少ないように更新していきます。
SW中の被弾には、しろぽをしっかり叩きつつSWを使用していきます。 回避率が不十分の時は、油断しているとすぐ転びます。

一方、95%回避を確保している場合には……2HQ後でさえ、サンクの回復と少々のヒールで凌げるようになります(笑)。
QM切れさえ気をつけていれば、耐えながら他の支援をすることも可能ですし、1体なら横沸きにも高い適応力を誇れます。
2HQ前であれば、ソードガーディアンのスタン攻撃にもセルフリカバリーで反応することが出来るでしょう。

ただ……2HQを発動させたソードガーディアンのスタン攻撃には、わたしがヒールもせずにリカバリーに指を置いて、
エフェクトが見えた瞬間にセルフリカバリーしようとしても、まったく間に合いませんでしたっ。;
これは推測だけれど、スタン発症のいわゆる“執行猶予”もモンスターのAspdに依存しているのではないでしょうか。

セルフリカバリーが通用しないとなると、95%回避があってもSW併用が最も安全……ということになります。
95%回避があればヒールだけでも充分耐えることが出来るというのに、SWを使わなくてはいけないのは残念ですけれど。


◆第一部:ビョルグの対処。

一度のSGで決着の付く相手だけれど、出会いがしらのSbr+取り巻きガーディアンの槍投げ&射撃がものすごく痛いので、
最大HPの低いAgi支援の場合、この先制攻撃だけで瀕死に追い込まれることが多々あります。 相性の悪い相手、ですね。
特に物陰から狙われた場合は……攻撃を受けたその場で止まったとしても、ボウガーディアンの射撃で既に位置ずれしている事があり、
大ダメージの先制攻撃とあわせて、下手をすると一度のSGさえ待てずにやられてしまうことも。
装備面での対策は『ロングメイス』や『黄色の頭巾』といった遠距離耐性装備が有効なくらいでしょうか。

運よく足音を聞けたときには、ビョルグのいそうな方向にサンクを展開しながら進むと、良い保険になります。
先制攻撃を避けるためには、ニューマロードで策敵してSWに乗り移るのがいちばんなのだけど……サラマンダーの多いこの狩場、
そうそうニューマを並べてもいられないのが実情。 とにもかくにも、下手に動かずSW座標を確保することがいちばん大切です。
あとはSWとしろぽで耐える以外、良い対処方法はないかと思われます。 とにかく、ここは一生懸命耐えるしかっ。

座標確保の保険には、アンティペインメントがあると最良なのだけど……アンティの重さが少しネックになるでしょうか。


◆第二部:『Dex型Agi支援』と『トール火山』の現実。

さてさて、いよいよここからがこの稿の本番ですっ(笑)。
これまで第一部の段落で綴ってきたことは、確かに“Agi支援のトール火山”としては、正しい狩り方だと自信を持っています。
然しながら、ここから更に視野を広げて「本当にAgi支援と『トール火山』の相性は良いと言えるのか」と考えてみると、
わたしは疑問を感じずには居られません。 わたしが『トール火山』で実感したのは……はっきり言って、相性の悪さなのですから。

確かに……サラマンダーはAgi支援でも抱えることが出来るし、出血も工夫次第で避けることが可能でした。
だけれど、『トール火山3F』の一番の死因は横沸きです。 足元近くに別れた場合、わたしたち支援に与えられる猶予は数秒です。
この間にSWを通さなければデスペナ……立ち止まっている時ならまだしも、歩いている途中を齧られると座標割り出しも難しい。

こんな時に時間稼ぎの頼りとなるのは、最大HPの多さとしろぽ回復量しかありません。
最大HPの恩恵は言うに及ばずですが、しろぽ回復量の差も相当なもので、Vit50とVit100では回復量に1.5倍の差が出てきます。
わたしたちAgi支援からすれば“Vit支援のしろぽ2本で、Agi支援のしろぽ3本分の効果を得られる”のと、同じようなことですよね。

出血にしても不利は同様です。 わたしの『Dex型Agi支援』は耐久志向の“バランスAgi支援”……Agiは他のAgi支援さんに比べれば、
それなりに控えめにしてある方だと思うのだけど、それでもVit50+6……約50秒間は出血が続くのです。
この出血さえなければ、わたしのSP回復速度でも充分休憩無しで狩れるのだけれど……これもまた、高Vitでないが為の弊害です。

それなら、唯一回避の活きるはずのソードガーディアンはどうでしょう。
……確かに“抱える事”に関してはVit支援さんの比じゃないくらい楽と思います。 即2HQも、それほど怖くありませんしね。
でも、ここはここで致命的な問題を抱えてしまっているんです。 ……それがAgiの天敵、スタン攻撃です。
他の稿でも何度か書いたことだけれど、わたしは“スタンしても転ばない”という条件を満たして初めて、Agiが活きると思っています。
だけれど……2HQ時のソードガーディアンにスタンを受け、それを凌ぎきるのは……Agi支援にとって、Vitの敷居が高すぎます。

セルフリカバリーが通用しないということは、スタン被弾を見てからSWをしたのでは間に合わないということ。
スタン時にSWを張る、という行動が出来ているのは……スタンを被弾する前から詠唱をしているからに他なりません。

わたしはヴェスパーコア3を2個揃えてまで、ソードガーディアンの95%回避を達成したけれど……それでも転ぶときは転びます。
スタンを受けてから確認をすると……速度もグロリアも持ち替えも、きちんと出来ているんです。 この空しさはいけません(笑)。
理論上は20分の1の被弾で、スタン率も50%以下に抑えられているのに……転ぶときはSW更新の上からでも、スタンします。
SWだけだって相当数のスタン攻撃が防げているはずだというのに、それでもスタンの事故は少なくありません……。

あえて真面目に言うのだけれど、オークヒーローcさえあれば状況は180度変わるはずです。
でも、それ以外の手段では……この不安定な状況を、はたしてAgi支援の有利と言うことができるのでしょうか?

繰り返しになるけれど……わたしはソードガーディアンの95%回避のため、ヴェスパーコア3を2個揃えました。
そこまでしてもわたしが期待したような、スタン抑制効果は得られなかった……結局は、スタン耐性こそが重要だったんです。

Agiが無ければ、ソードガーディアン戦は辛くなるかもしれません。
だけれど……その代わりに横沸きに対する猶予が今よりも増えて対処が楽になるし、SPも気を配らなくてよくなります。
わたしがヴェスパーコア3やモッキング外套、Qオットー杖を扱う分……ヨーヨーアクセやVAL肩、治癒杖などを用いれば、
Vit支援さんだって、ソードガーディアンに約25%の完全回避を持ち、即死要素のない状態で抱えることが出来るのです。

Agi支援に誇りをもっているわたしが言う言葉ではないのかもしれないけれど、これが『トール火山』の現実です。
Agi支援の最大HPでは、ビョルグと単体ソードガーディアンが一緒に居ただけで転べてしまうし……不利を上げれば切りがない。

Agi支援がソードガーディアンのスタンを耐えうるVitを持つのも手ではあるけれど……それには多くの調整が必要です。
過度のVit補強……下手をすれば、他の狩場での順応性をも犠牲してステータスを組む必要が出てきてしまいます。
そこまでしてもFleeが役立つのはソードガーディアン戦だけ……これなら、それこそ純Vit支援を育てるほうが良いくらい(笑)。
(※更に言えば、Fleeは完全回避と競合してしまうので……低Fleeを活かそうとするのは、意外と難しかったりします。)

『トール火山』で狩ることは出来ます。 ただしそれは、横沸きの少ない……突発性の少ない時間帯でのこと。
この稿を書いている現在(2008/09/07)、『トール火山』は沸きの激しい大変な人気狩場です。 わたしたちには厳しい環境。
わたしよりも腕のあるAgi支援さんは沢山いらっしゃると思うので、支援の技術次第で、もう少し安定しそうではあるのだけど……。

それでも、ただ。 『トール火山』がAgi支援と相性の良い狩場だとは、思わないで頂きたいと思っています。


◆第二部:『トール火山』でAgiを活かすために。

……まずはひとつ上の段落でいろいろと苦言を呈したこと、お詫び申し上げますっ。
如何にそれがAgi支援の現実とはいえ、結局狩れないままにするのなら……それは“狩れない言い訳”にしかなりません。
そのため『トール火山』と『Dex型Agi支援』の相性の悪さに気付いても、今まではこの稿を書く気にはなりませんでした。

この相性の悪さは、とっても残念なことだけれど……覆しようのない事実です。
そして今……わたしにとって『トール火山』の攻略は、今や『タナトス上層』の不利を覆すよりも大変なことに思えています。
よって、いまこの稿を書いている段階では……そのすべてを覆してしまえるような、完璧な反論はさすがに難しいかもしれません。

だけどっ! 『Dex型Agi支援』が『トール火山』でAgiらしく立ち回れる可能性は、まだまだ残されていると思います。
特にソードガーディアンのスタンに関しては、まだまだ抵抗することが出来そうです(笑)。

その切り札こそ、『魔王モロク』パッチで実装される『フレイムスカル盾』に『スキンオブベントス(※Agi料理でも代用可)』。
『フレイムスカル盾』は、かいつまんでしまうと“スタン耐性+30%の盾”。 これでスタン率を少しでも下げようという狙い。
95%回避を満たしたわたしたちなら、なにもアリス盾を使ってソードガーディアンを抱える必要はないですよねっ。

この『フレイムスカル盾』の登場により、今まで使いづらかった『スタラクタイト兜』もようやく実用になるはず。
『スキンオブベントス(※Agi料理でも代用可)』は、青とんがりを外す分のFleeを補うための手段。
ビョルグから落ちる『焼きワニの野菜蒸し(Agi+7)』でも行けるところが粋じゃないでしょうかっ(笑)。

これでスタン耐性は合計+50%。 これに更に『音符のヘッドフォン』や『ジェミニc(Agi90以上限定)』が絡んでくると、
わたしの『Dex型Agi支援』なら+60%、『ジェミニc』の使えるAgi支援さんであれば+70%まで引き上げることが出来ますね。
(※『ダークバシリウム』は魔王モロクのDropなので、庶民感覚のせいで候補に入れられませんでした(笑)。)

……完全にスタンを封じた訳ではないとはいえ、とりあえず基本スタン率を60%削れるのなら流石にスタン事故も減るでしょう。
個人的には『フレイムスカル盾』+『スタラクタイト兜』+『VAL鎧』でスタン完全耐性を得られる前衛さんが羨ましいけれど、
スタンの危険性を抑えに抑えることでようやく、これがAgi支援の有利だと胸を張れるようになると思っています。

尚、万が一のスタンにはパートナーに『巨大なハエの羽』を使ってもらうのも生き残る手段のひとつっ。
……課金アイテムを使わせる手は、とは思うのだけど……HiWizさんのInt料理にはいつもお世話になっているのだし、
自分自身も課金料理を使ってそれに応える(Vit/Agi料理あたりかなあ……)のなら、これを“緊急回避”にしておけると思います。

また、『トール火山3F』の稿としては些か邪道になってしまいますが……サラマンダーの横沸きが怖いのであれば、
『トール火山1F』で狩るのも、ひとつの方法だと考えます。 サラマンダーに比べて食べづらいカーサだけれど、
2体以上になったときQM5を使ってもらえれば、Fleeを活かすことも可能だし……とにかく『トール火山1F』は、
Agi支援にとって相性の悪いサラマンダーやビョルグが時間沸きであることが、何よりも大きいと思います。

『トール火山1F』で狩る上で、唯一の懸念はインプ。
Shiftクリックや「/bingbing」を使うことでFWのノックバックを制御できるとはいえ、脱衣を始め、厄介なスキルが多いので、
FW無効化/LD沈黙成功率のために、少し高めのIntが欲しいところ。 わたしの支援(素Int50)はFW無効化に若干届いていない為、
『トール火山1F』を意識するなら、もう少し高めのIntがあってもよかったかなあ……とちょっぴり残念に思っています(笑)。


◆稿のおわりに。

今回は今までになく“Agi否定”の稿だったと思います。
Agi支援大好きなわたしにとって、こうした稿に仕上げることはかなり決断力の要ることでした。

ただ……『トール火山』に対しては、わたしも初めは“Agi職有利”のイメージを抱いていたんです。
久し振りにAgi職がVit職に負けず劣らず“前衛”になれる狩場としての、先入観がとてもとても強かったのです。

確かにAgi前衛さんは、名実ともに“前衛”になれる狩場でした。 でもそれは、独自スキルやリカバリー、スタン耐性装備の賜物です。
Agi前衛さんに出来ても、Agi支援に出来るとは限りません。 可能性は未知数だけど、決して単純な“Agi職有利”ではないのです。

Agi支援にとって『トール火山』は相性の悪い狩場であり、Agi支援にとって『トール火山』攻略は研究の余地を残した難題です。
それをこの稿を読む人達に伝えたくて、今回はこのような稿を仕上げました。
わたしの掲げる『Dex型Agi支援』にとっては、(プレイヤーの運動音痴も含め)輪にかけて苦手な狩場になってしまっているけれど、
いずれは完全に攻略して「この狩場もAgi支援の庭です」って、本心から言えるようになりたいと思いますっ(笑)。


≪ Back ≫  Last Update:2008.09.08 Ver1.0

inserted by FC2 system