◆タートルアイランドD1F 狩場の概要

一昔前からの流行『LA1確狩り』を世間に広めた狩場です。
最近まで『亀島発勁狩り』は、非公平支援の募集まであったほどの効率狩場でしたが、
現在では、モンクさんがソロでも発勁1確できるモンスター『スリーパー』の大量湧きにより、
プリーストペアのLAが1確の前提になる亀島は、だんだんと寂れていきました。

とはいえ、わたしたち支援プリーストの側から考えてみると、『スリーパー狩り』がベストという訳でもない筈です。
狩場の混雑により遭遇がまばらだったり、局所的なMH、デーモンパンクの石化、比較的高値な無形盾……。
もちろんスリーパー1確の条件は亀2確よりも厳しいため、
スリーパー2確のモンクさんであれば、わざわざ無理をしてスリーパーを狩る必要性はないと思います。

そして何より、『Dex型Agi支援』にとって、狩場の過半数がノンアクティブという状況は非常に有利といえるでしょう。
Fleeを活かしてダメージを抑え、本来ヒールにあてる時間をLAに費やせれば、
『ペア狩り+スリーパー2確』の条件でスリーパーを狩るよりは、ずっと効率の良い狩りができるはずです。


◆装備の選択。

まず、動物盾は必須ですよね。 必須とはいえ、無形盾やその他の装備に比べたらかなり安価なので、
支援プリーストを育てはじめて間もないころでも、比較的簡単に揃えられるはずです。

服も、氷亀のフロストダイバーを無効化できる水/アンフロがベストですが、
それさえ気にしなければ、Lv70台の装備としてブパや闇服で充分狩りが成立します。 この敷居の低さは魅力です。

さて、次に外套ですけれど……その前に確認しておくと、この狩りで効率のネックになるのがLAのディレイ=3秒です。
発勁のディレイが0.5秒ということも含めて、細かい条件はこの際無視したとしても『LAのテンポ』が効率を左右します。
なので、亀が5〜6体画面に見えていたりするときは、とにかく共闘→LA→共闘→LA……となって、
ヒールやキリエに割く時間は、効率を追えば追うほどなくなっていきます。
そんなときに共闘後の亀の攻撃でヒットストップしてしまうと、一歩でも先に進みたい場合のロスになってしまいますよね。

そこで、外套にはFlee増加系(モッキング/ローレベル/etc)を活用します。
Flee増加系を使用すれば、回避でヒットストップの割合は減りますし、『受けるダメージの合計』そのものも、
(属性攻撃などにイミュンが効果をもたないことも含めて)イミュン装備よりも少なくなります。 
合計Fleeが180程度あればなかなかの確率でよけてくれるので、かなりお勧めです。ターゲット数も管理しやすい狩場ですし。
最近ではオットー杖も活用できるので、この条件なら低Lvのうちから実現しやすいと思います。(オットー+モッキング=Flee+32)

ただひとつだけ、氷亀のMHだけがモッキング装備時の不安ですけれど……水服やサンクがあれば、あまり怖くありませんよね。


◆プリーストの先行について。

前述のとおり、この狩場でのプリーストは『LAのディレイ』に縛られて支援することになります。
なので、たとえばアイテム無視&モンクさんを置いて(=アイテム回収を任せて)プリーストが先行しても、
2〜3体目の亀のターゲットを取る頃には、モンクさんがこちらに追いついてきている筈です。
プリーストが先行して2〜3体の亀を抱えたところで、発勁処理は1体1秒掛からないのですから、処理は一瞬です。

さらに亀は足が遅いために、LAの合間の移動をすこし大回りにすることで、
『サークルトレイン』をしている時のように、亀から攻撃を受けないままターゲットを保持することができます。
(これをすることで“Fleeの囲まれ減少”も小さく抑えることができて、一石二鳥です。)

また、プリーストの先行には“ディレイ時間を無駄にしない”という意味もあります。
たとえばマニピの更新を例にとると『LA→亀発勁で処理→……』、これに続くかたちでマニピをしようとしても、
おそらくまだLAのディレイが残っているために、マニピを発動できません。
そのため、LAのディレイ中は少しでも前に歩いておき、モンクさんを画面の端にとらえたころにマニピを詠唱しましょう。
こういった工夫の積み重ねで、狩りのテンポをより速めていきます。


◆共闘の取り方、杖叩きとHLについて。

亀への共闘の取り方は、一般的にインベナムや素手叩きなどが主流ですが、
『Dex型Agi支援』の場合、主に『杖を装備したままの叩き』と『ホーリーライト』を活用していくことになります。
ここでは、このふたつの用法について解説していきたいと思います。

【 杖で叩く 】
スキルディレイ中でも、攻撃……つまり『叩く』ことには何も影響がありません。
LAのディレイ中にもう1体の亀を叩いて、ディレイが明けた瞬間にLAをすれば、最も無駄なく共闘が取れます。

少し前に一般的には『素手で叩く』と書きましたが、叩くことにもスキルディレイとは別の“モーションディレイ”というものがあり、
このモーションディレイを少なくしたいので、ふつうの支援さんたちは素手で亀を叩いているんですね。

……でも。 このモーションディレイ、簡単な言い方をしてしまえば『Aspd=攻撃速度』です。
もともとDex/Agi=Aspdに係わるステータスが極めて高い『Dex型Agi支援』には、素手にしなくても充分なAspdがあるんですよね(笑)。
なので『Dex型Agi支援』は、杖を装備したままでも充分円滑な共闘がとれるので、いろいろと好都合です。
ヒットストップがあると亀を叩けない場合があったりもしますが、それもFleeのあるこの型なら、比較的少ないでしょう。
ちなみに『スピードポーション』を使用すれば、よりモーションディレイを減らすことができるのでお勧めです。

【 ホーリーライトで撃つ 】
ホーリーライトの仕様は『Skill』で確認していただくとして、ようするに遠距離からの共闘方法です。
高Dexが手軽な『Dex型Agi支援』にとっては詠唱も一瞬なので、とても優秀な共闘手段になります。
主にLAのディレイがないとき=索敵から亀をみつけたとき等に使うと、よりはやく共闘を済ませてLAを落とせます。

このとき、ホーリーライトの詠唱反応でこちらに向かってくる亀に触れないように迂回してトレインをすると、
1度も叩かれないまま共闘とLAを済ませることができるので、HPやキリエにも優しいです。

または、ヒットストップなどで上手く亀を叩けないときは、近距離でもホーリーライトを使うことが有効です。
もちろんLAのディレイ後にしか使えないものなので、あまりそのような状況にはなりたくないですけど(笑)。
ちなみに、氷亀も詠唱反応するので、ホーリーライトでターゲットを取るといいでしょう。


◆ペストの処理について。

おじゃま虫のペストだけれど、しっかり処理していかないことには効率のいい狩りは望めません。
なのでしっかり手早く狩ってしまいたいところですが、この方法にもいくつかのお勧めがあります。

まずは、処理に指弾を使って1確してもらうこと。(モンクさんの構成にもよりますが、攻撃の中ではこれがベストです。)
指弾を使って処理をするモンクさんは、そう少なくないと思うのですが……ペストにLAは向いていません。
というのも、大抵のモンクさんの『ペスト確殺指弾』はLv5の3発。 この3発というのはとてもLAに不向きで、
指弾が1発でも2発でも、確殺できなかったりオーバーダメージになってしまいます。

なので、指弾のダメージはそのまま、可能ならサフラをあわせましょう。
指弾の仕様から(詳しい説明は省きますが)モンクさんたちは大抵『気弾が3つのとき』にペストへ指弾を使います。
なかには亀を発勁で処理して気弾を減らしてから、ペストに指弾をするモンクさんもいるので、
ペストにサフラをあわせたいなら、気弾の数に気を配っておきましょう。
(※例外的に、ペスト単体で3個以上の気弾があるなら、まず間違いなく指弾が撃たれるので、すぐにサフラします。)

そして次に、なんだかペストが3〜4体きていたり(笑)、サフラを合わせるのに自信がなかったりする場合は、
ペストの処理にあわせて、ブレス速度、マニピの更新、モンクさんへのキリエなどを済ませておくのもいい方法です。
結果的に進行がはやくなるように、ロスはロスで諦めることも時には大切ですよね。


◆幻覚やスタンの対策。

亀島に通うころはまだBaseLvも低く、Vitがあまり育っていないという方も多いと思います。
そんなときに怖いのが緑亀の『幻覚』や、地亀の『スタン』といった状態異常ですよね。

まず、幻覚対策には『万能薬』か『/effect』のコマンドを利用します。
幻覚状態にパソコンが重くなると、クリックもしづらく、チャットも打ちづらくなるので、
かならず『万能薬』はショートカットに、『/effect』はエモーションリストに入れておきましょう。

次に、スタン対策です。 地亀のスタン攻撃は詠唱が長いのでセルフリカバリーもしやすい……のですが、
LAのディレイ中なことがほとんどなので、正直なところ、狙ってリカバリーとか唱えていられないっ(笑)。

そこで有効な3つの工夫が『避ける』『防ぐ』『離れる』です。
『避ける』はそのままスタン攻撃を回避して、無かったことにしてしまうこと。 Flee増加外套なら、大丈夫です。
『防ぐ』はキリエの効果で、スタン攻撃を無効化すること。 地亀ばかりを叩く場面には、キリエをかけておきましょう。

いちばんお勧めの『離れる』は、お手軽で便利な方法です。
スタン攻撃は詠唱が長いので、そのあいだに亀から離れてしまえば、スタンをしても亀が追いつくまで攻撃されません(笑)。

成長途中の『Dex型Agi支援』は状態異常に弱いですが、
Fleeとキリエを上手に使えばかなり被害を小さくできるので、きちんと対策して事故を減らします。


◆LAが遅れてしまった場合のフォロー。

とにかく早く早くと先を急いでいく狩りですから、モンクさんの発勁にLAが間に合わない場面も沢山あると思います。
そんな時に大切なのは、あわててLAを落とすことよりも“周囲の緑亀の数をしっかり数えること”です。
LAを落とせずに発勁したのが緑亀や氷亀なら、ポーションピッチャーで回復されても2回目の発勁で処理できますが、
これが地亀だったり、まわりにたくさんの緑亀がいて回復されるようなら、たとえ1回目に間に合わなくてもLAするべきです。
反対に周囲に緑亀がいない=回復されないのなら、発勁2回で亀は狩れるので、気にせず次の亀へLAしましょう。

また、共闘を取る前にLAを落としてしまった場合についても、ここに書いておきますね。
失敗には違いありませんが、この段階ならまだ共闘をとれるチャンスがあります。
実は『発勁の詠唱がおわる寸前』に亀を叩くことができれば、LAを潰さないまま共闘も取ることができるんです。
他の例えをするなら“凍結LAのタイミング”と似ているので、慣れれば結構な確率で成功します(笑)。
そう難しいタイミングでもないので、そういった場面がよくあるようなら、練習してみることをお勧めします。


◆稿のおわりに。

この稿は、各所で単調単調と言われている『亀発勁狩り』も、
プリーストの側だけでこれほど沢山の工夫があることを知ってもらいたい……そう思いながら書きました。
狩りが単純であればあるだけ、単純には単純なりの、時間の切り詰め方や操作の工夫も活きてきます。
上手な支援を目指すなら“眠くなる狩場”なんて、本当はあっちゃいけないんですよね(笑)。

そして、この稿は現在の流行『スリーパー狩り』への反論でもあります。
たしかにモンクさんのソロにおいて、Job経験値において、交通のアクセスにおいて、スリーパーはとても優秀ですが、
場合と状況によっては他の狩場のほうがおいしく、または狩りやすい場合も、ままあるということです。

そういった意味で『Dex型Agi支援』には、数の調整がしやすい『亀島D1F』がとても相性のいい狩場でした。
育つまでがつらい『Dex型Agi支援』の停滞期を過ごすには、うってつけの狩場ですよね。
HLのモーションキャンセルやヒットストップ対策の練習にも役立つので、わたしも時々通っています(笑)。
公平効率2M/hを目指して、頑張ってくださいっ。


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